はじめに|なぜ今「地方局・マイナーVOD×VPN」なのか
VPN市場では、Netflix・Amazon Prime Video・DAZNなどのメジャーVODを前提にした比較記事が溢れています。しかし実際のユーザーニーズを深掘りすると、「地方局の見逃し配信が海外から見られない」「マイナーVODが地域制限で再生できない」といった、よりピンポイントで切実な悩みが数多く存在します。
とくに海外在住日本人・長期出張者・留学生にとって、
- 地方局のニュース
- ローカル情報番組
- 地域密着型スポーツ中継
- マイナーVOD独占コンテンツ
は“娯楽”ではなく生活インフラに近い存在です。
本記事では、VPN専門アフィリエイターの視点から、地方局・マイナーVODの地域制限解除に本当に強い「隠れた名VPN」を厳選し、
- なぜ繋がるのか
- なぜ大手VPNでは失敗するのか
- 実際の接続方法
までを含めて、保存版ガイドとして徹底解説します。
第1章|地方局・マイナーVODが海外から見られない本当の理由
海外から日本の地方局やマイナーVODにアクセスしようとしたとき、
多くの人が次のような表示に直面します。
「日本人なのに」「正規サービスなのに」
そう感じても、これはエラーではなく“意図的なブロック”です。
この章では、
なぜ地方局・マイナーVODは海外から見られないのか
その“本当の理由”を、専門知識がない方にも分かるように解説します。
1-1 原因の正体は「地域制限(ジオブロック)」
地方局・VODが海外から見られない最大の理由は、
ジオブロック(地域制限)と呼ばれる仕組みです。
これは、アクセスしてきたユーザーの
IPアドレス(インターネット上の住所)をもとに、
- 日本国内 → 視聴OK
- 海外 → 視聴NG
と、機械的に判定して遮断する仕組みです。
📌 ポイント
これらは一切関係ありません。
判断基準は「今どこから接続しているか」だけです。
1-2 なぜ地方局・マイナーVODは制限が厳しいのか?
「NetflixやYouTubeは海外でも見られるのに、なぜ地方局はダメなの?」
これは非常によくある疑問ですが、理由は明確です。
理由①:配信権が「地域単位」でしか許可されていない
地方局や小規模VODは、
番組ごとに次のような制約を抱えています。
| 項目 | メジャーVOD | 地方局・マイナーVOD |
|---|---|---|
| 配信エリア | 世界/複数国 | 日本国内限定 |
| 権利処理 | 包括契約 | 番組ごと・地域ごと |
| 海外配信 | 前提 | 想定外 |
地方局の番組は、
- 地元企業のCM
- 地域イベント
- ローカルスポーツ
など、「日本国内で流す前提」で権利処理されています。
そのため、海外アクセスを許可すると
👉 契約違反・権利侵害になる可能性があるのです。
理由②:海外視聴を想定したインフラを持っていない
地方局・マイナーVODは、
Netflixのような巨大インフラを持っていません。
その結果、
- 海外アクセス=想定外
- 負荷増大=コスト増
- トラブル対応=人手不足
という理由から、
「最初から海外は遮断する」設計になっています。
1-3 実は“大手VPNほど失敗しやすい”理由
ここで多くの人が次に考えるのが、
「じゃあVPNを使えばいいのでは?」という発想です。
考え方は正しいのですが、
VPNなら何でもOKというわけではありません。
地方局・マイナーVODが見ているポイント
地方局側がチェックしているのは、
単に「日本IPかどうか」だけではありません。
主に見ているのは以下です。
| チェック項目 | 内容 |
|---|---|
| IPの国 | 日本かどうか |
| IPの種類 | データセンターIPか |
| 利用頻度 | 短時間に大量アクセスがないか |
| 過去履歴 | VPN利用実績が多いIPか |
有名VPNは利用者が非常に多いため、
IPアドレスがブラックリスト化されやすいという弱点があります。
👉 結果
- Netflixは見られる
- 地方局はブロックされる
という現象が頻発します。
1-4 なぜ「地方局だけ見られない」ケースが多いのか
実際のユーザー体験として、
次のようなケースは非常に多いです。
VPN接続中
- TVer:見られない
- 地方局公式サイト:見られない
- YouTube:問題なし
これは、地方局側が
“VPN対策を最低限だが確実に行っている”ためです。
地方局のVPN対策の特徴
つまり、
「多少の正規ユーザーが巻き込まれても、海外アクセスを防げればOK」
という割り切った運用です。
1-5 マイナーVODが特に厄介な理由
マイナーVODの場合、さらに問題が複雑になります。
よくある特徴
- 運営会社が小規模
- システム更新が少ない
- サポート情報がほぼ存在しない
その結果、
- 一度VPN IPをブロック
- そのまま何年も放置
というケースも珍しくありません。
📌 ユーザー視点での問題点
ここで初めて、
「VPN選びが結果を左右する」という現実に直面します。
1-6 まとめ|問題は「海外」ではなく「IPの正体」
ここまでの内容を整理すると、
地方局・マイナーVODが海外から見られない理由は
次の1点に集約されます。
つまり、
- 日本に見えるIP
- ブロックされていないIP
を使えれば、視聴できる可能性は十分にあるのです。
次章では、
👉 その条件を満たすVPNの選び方
👉 なぜ“隠れた名VPN”が有利なのか
を、具体的に解説していきます。
第2章|地方局・マイナーVOD向けVPN選定で最重要な5つの条件
第1章で解説したとおり、
地方局やマイナーVODが海外から見られない原因は
「海外に見えるIPアドレス」にあります。
つまり、解決策はシンプルです。
日本に“正しく”見えるIPを使うこと
しかし現実には、
「日本サーバーあり」と書かれたVPNを使っても
地方局が見られないケースが非常に多く存在します。
この章では、
なぜその失敗が起こるのか
本当に選ぶべきVPNの条件は何か
を、ユーザー目線で5つに分解して解説します。
条件① 日本IPの「数」ではなく「質」が高いこと
多くのVPN比較サイトでは、
「日本サーバー〇〇台」「日本IP多数」
といった表現が使われています。
しかし、地方局・マイナーVOD対策において重要なのは
IPの数ではなく、IPの“質”です。
なぜIPの質が重要なのか?
地方局や小規模VODは、
次のようなIPを優先的にブロックします。
| ブロックされやすいIP | 理由 |
|---|---|
| 有名VPNのIP帯 | 利用者が多く目立つ |
| データセンターIP | VPN利用と判定しやすい |
| アクセス集中IP | 不自然な通信量 |
逆に言えば、
次のようなIPはブロックされにくくなります。
- 利用者が少ない
- 知名度が低いVPN事業者
- 業務用途寄りのIP帯
📌 結論
条件② 日本サーバーが1拠点だけでないこと
日本サーバーが「東京1箇所のみ」のVPNは、
地方局対策では不利になることがあります。
なぜ1拠点は危険なのか?
といった問題があるからです。
地方局・マイナーVOD向けに理想的な構成
| サーバー構成 | 評価 |
|---|---|
| 東京のみ | △(失敗しやすい) |
| 東京+大阪 | ○ |
| 東京+大阪+名古屋 | ◎ |
特定の地方局やVODでは、
「東京IPはNGだが大阪IPは通る」
というケースも実際に存在します。
条件③ ストリーミング特化を売りにしていないVPN
一見すると矛盾しているようですが、
地方局・マイナーVODでは
「動画向け」を前面に出していないVPNの方が有利です。
なぜストリーミング特化VPNは不利なのか?
- 利用者が多い
- IPが共有されやすい
- サービス側に目を付けられやすい
NetflixやHulu対策で有名なVPNは、
地方局側からも“要注意IP”として扱われやすいのです。
有利なのはこんなVPN
- リモートワーク向け
- セキュリティ重視
- 海外出張者向け
こうしたVPNは、
IPが目立たず、自然な通信に近いため、
地方局との相性が良くなります。
条件④ プロトコルや接続方式を切り替えられること
「日本サーバーに接続できたのに、なぜか再生できない」
そんなときに役立つのが、
プロトコル切替機能です。
プロトコルとは?
VPNの通信方式のことで、
代表的なものに以下があります。
| プロトコル | 特徴 |
|---|---|
| OpenVPN | 安定性が高い |
| WireGuard | 高速・軽量 |
| IKEv2 | モバイル向き |
地方局・マイナーVODの中には、
特定プロトコルの通信を弾くケースもあります。
そのため、
- サーバー変更
- プロトコル変更
この2軸で試せるVPNは、
トラブル回避力が段違いです。
条件⑤ サポート対応が「マニュアル通りでない」こと
マイナーVODは情報が非常に少なく、
ユーザーが自力で解決するのは困難です。
ここで重要になるのが、
VPNサポートの質です。
良いサポートの特徴
- 定型文では終わらない
- サーバー候補を具体的に提案
- 「今はこの拠点が安定している」など実践的
逆に、
- 「そのサービスは未対応です」
- 「お客様環境の問題です」
で終わるVPNは、
地方局用途ではストレスが溜まります。
図表|地方局・マイナーVOD向けVPN選定チェック表
| チェック項目 | 理想 | NG例 |
|---|---|---|
| 日本IPの質 | 利用者少・業務寄り | 有名VPN共有IP |
| 日本拠点 | 複数都市 | 東京のみ |
| 方向性 | セキュリティ重視 | 動画特化 |
| プロトコル | 切替可能 | 固定 |
| サポート | 柔軟・実践型 | 定型対応 |
まとめ|「条件を満たすVPN」は実はかなり少ない
ここまで紹介した5条件を
すべて満たすVPNは多くありません。
しかし逆に言えば、
この条件を満たすVPNを選べば、
- 地方局が見られない
- マイナーVODが再生できない
といった悩みは、
かなりの確率で解消できます。
次章では、
👉 これらの条件を実際に満たしている「隠れた名VPN」
👉 なぜ知名度が低いのに成功率が高いのか
を、具体名を交えて紹介していきます。
第3章|地方局・マイナーVODに強い「おすすめVPN」「隠れた名VPN」3選
地方局・マイナーVODの海外視聴では、
「日本サーバーがあればOK」という単純な条件では成功しません。
本当に大事なのは、地方局側から見た“IPの性質”です。
つまり、
「VPNが有名かどうか」ではなく
「IPが自然で、ブロックされにくいかどうか」
が視聴成功率を左右します。
そこで本章では、
ユーザー目線で整理した
地方局・マイナーVODに強いVPNを厳選して紹介します。
選定観点(要点3つ)
本章で紹介するVPNは、次の観点で評価しています。
| 観点 | 見るべきポイント |
|---|---|
| 日本IPの質 | 共有率が低く、ブロックされにくい |
| サーバー構成 | 複数都市(東京/大阪/名古屋)がある |
| 使いやすさ | 初心者でも設定できる柔軟性 |
① Proton VPN|地方局との相性が最も安定
概要
Proton VPNは、プライバシー重視・セキュリティが強いという特徴で知られています。
地方局・マイナーVODとの相性が良い理由は、意外にも「知名度の高さ」ではなく、
IPが大量消費されていないことです。
地方局視聴で評価されるポイント
- 日本サーバーが複数拠点(東京・大阪)※可能な場合
- IP利用者が分散している
- 利用者層が一般視聴目的に偏っていない
- 接続が安定しやすい
📌 結果
向いている人
- 地方局の見逃し動画を日常的に見たい人
- 過去に有名VPNでブロックされた経験がある人
- 安定性と信頼性を重視したい人
② Mullvad VPN|IPの自然さを重視するなら最強
概要
Mullvad VPNは“匿名性・シンプルさ・最小限の広告”を信念とするサービスで、
日本語UIよりも性能・IPの性質で選ぶVPNです。
地方局視聴で評価されるポイント
- 日本IPが比較的“目立ちにくい”
- 利用者層が玄人(技術者・海外在住者)中心
- 広告露出が少なく、IPが浸透しにくい
- 接続速度・安定性も十分
📌 結果
ただし、公式サポートは英語中心のため、
VPN初心者よりやや中〜上級者向けです。
向いている人
- 有名VPNで失敗した経験がある人
- 技術的に自分で設定したい人
- IPの目立たなさを最優先したい人
③ OVPN|堅実性と信頼性でロングセッション向き
概要
OVPNは「安全性/ノーログ/法人利用」など
実用性・信頼性を重視したVPNで、日本IPの質も比較的高いと評価されています。
地方局視聴で評価されるポイント
- 日本サーバーIPの良好さ
- 接続の安定性が高い
- ログ不要・セキュリティが堅牢
- サポート対応が比較的親切
📌 結果
図表:地方局・マイナーVOD向け VPN比較
| VPN名 | 日本IPの質 | サーバー都市数 | 初心者向き | 成功率目安 |
|---|---|---|---|---|
| Proton VPN | ◎ | 東京・大阪 | ○ | 高 |
| Mullvad VPN | ◎ | 東京ベース | △ | 高 |
| OVPN | ○ | 複数あり | △〜○ | 中〜高 |
※成功率は地方局・マイナーVOD視聴における実使用感を総合評価した目安
補足:メジャーVPNはどうなの?
よく使われる「大手・知名度の高いVPN」についても触れておきます。
結論としては、使える可能性はあるが安定性に欠けるという評価です。
NordVPN|有名だがIPの消耗が激しい
NordVPNは世界的に知名度が高く、日本サーバー数も非常に多いため、VPN初心者が最初に選びやすい定番サービスです。アプリ操作は直感的で、接続速度も安定しており、海外から日本向けサービスへアクセスするハードルは低めと言えます。
一方で、地方局・マイナーVOD視聴という観点では注意点もあります。利用者数が圧倒的に多いため、日本IPが大量に共有・消費されやすく、一部の地方局や小規模VODではVPN接続として認識され、ブロックされるケースが発生しやすいのが実情です。サーバーによって視聴可否に差が出やすく、「昨日は見られたのに今日は見られない」といった不安定さを感じることもあります。
とはいえ、日本サーバーの選択肢が豊富な点は大きな強みで、都市を切り替えたり再接続を繰り返すことで視聴できる場合もあるのは事実です。そのため、まずは手軽に試したい人や、地方局視聴をメインにしつつ他の用途(セキュリティ・海外サイト閲覧)も兼ねたい人には向いています。
総合すると、NordVPNは「万能型だが地方局特化ではない」VPN。
確実性を最優先する場合はIPが目立ちにくいVPNを選びつつ、試行用・予備として使う選択肢として検討すると失敗しにくいでしょう。

- 日本サーバー数が多く接続選択肢は豊富
- しかし共有IPが大量 → 地方局では弾かれることが多い
- サーバーによっては視聴できる例もあり
ExpressVPN|高性能だが目立つIPに分類されやすい
ExpressVPNは、通信速度・接続安定性・セキュリティ性能のいずれも高水準を誇る、老舗かつ信頼性の高いVPNサービスです。独自プロトコル「Lightway」により接続が速く、回線が不安定になりがちな海外環境でもスムーズに利用できる点は大きな魅力です。アプリの完成度も高く、VPN初心者でも迷わず使える設計になっています。
しかし、地方局・マイナーVOD視聴という用途では注意が必要です。ExpressVPNは世界的に利用者が多く、ストリーミング用途で使われることも多いため、日本IPがVPNとして認識されやすい“目立つIP”に分類されがちです。その結果、地方局公式サイトや小規模VODでは、再生エラーや地域制限メッセージが表示されるケースがあります。
とはいえ、すべてのケースで視聴不可というわけではなく、サーバーの切り替えや時間帯を変えることで視聴できる例もあります。特に「速度・安定性を最優先しつつ、試せるものは試したい」という人には有力な選択肢です。
総合評価としては、ExpressVPNは万能・高性能型だが地方局特化ではないVPN。
地方局視聴を確実に成功させたい場合は、IPの目立たなさに強いVPNを本命にし、ExpressVPNは安心感重視の補助的選択肢として使うのが現実的と言えるでしょう。

- 接続の安定性と速度は優秀
- しかしIPが目立ってブロック対象になりやすい
- 一部サービスでは視聴成功例あり
図表:隠れた名VPN vs メジャーVPN比較
| 観点 | 隠れた名VPN | メジャーVPN |
|---|---|---|
| IPの目立たなさ | ◎ | △ |
| 地方局成功率 | ◎ | △ |
| 初心者への安心感 | ○ | ◎ |
| コスパ | △〜○ | ◎ |
「どれを選べばいい?」即答ガイド
✅ 地方局専用なら
➡ Proton VPN / Mullvad VPN / OVPN
✅ 初めてでとりあえず試したいなら
➡ NordVPN / ExpressVPN ※成功率は条件次第
✅ 技術的に細かく調整したい人
✅ 安定性・長時間視聴重視
➡ OVPN
まとめ:結局成功の鍵は「IPの性質」
地方局・マイナーVODを海外から視聴するうえで最も重要なのは、
有名かどうかではなく、
そのVPNが“どんな日本IPを使わせるか”
です。
ここまで紹介したVPNは、
知名度だけではなく、実際の視聴成功率を重視して選定しています。
次章では、これらVPNを使った
デバイス別(PC/スマホ/テレビ)接続手順
をわかりやすく図解付きで解説します。
第4章|地方局・マイナーVOD別|具体的なVPN接続手順
本章では、「海外から地方局やマイナーVODを視聴したいが、どのVPNに接続し、どう設定すればいいのか分からない」という閲覧者の疑問を解消するため、サービス別・目的別に具体的なVPN接続手順をまとめます。キー局系VODと比べ、地方局・マイナーVODは配信エリア判定がシビアなケースが多く、VPNの選び方・接続先・設定の一手間が視聴可否を分けます。
4-1|地方局・マイナーVODが海外から見づらい理由
地方局・独立系VODは、放映権や広告契約の都合から、都道府県単位/放送エリア単位で厳密なIP制御を行っていることが一般的です。そのため、
といった問題が起きます。ポイントは「日本IP」だけでなく「どの地域の日本IPか」です。
4-2|代表的な地方局・マイナーVOD一覧と推奨VPN接続先
まずは、海外視聴ニーズが多い代表例を整理します。
| カテゴリ | サービス例 | 主な制限 | 推奨VPN接続先 |
|---|---|---|---|
| 地方局公式 | MBS動画イズム / ABC動画 | 関西IP必須 | 大阪・関西圏サーバー |
| 地方局公式 | HBC北海道放送 / STV | 北海道IP判定 | 東京 or 北日本対応サーバー |
| 独立局系 | TVK / チバテレ | 首都圏限定 | 東京・横浜周辺 |
| マイナーVOD | Locipo(中京) | 中部圏IP | 名古屋近接(東京代替可) |
| スポーツ系 | 地方クラブ配信 | 地域判定厳しめ | 日本国内複数サーバーで切替 |
※実際には「大阪専用」など明示されないケースが多いため、近接エリアから順に試すのがコツです。
4-3|基本手順①:VPNアプリで日本サーバーを選ぶ
最初に行うのはシンプルです。
- VPNアプリを起動
- 接続国を「日本」に指定
- 都市指定ができる場合は、目的の放送エリアに近い都市を選択
ここで重要なのは、
という点です。地方局向けには、東京・大阪・名古屋の3拠点以上を持つVPNが圧倒的に有利です。
4-4|基本手順②:ブラウザ・アプリ側の地域情報をリセット
VPN接続後も視聴できない場合、過去のアクセス履歴が原因のケースが多くあります。
推奨リセット手順(PC/スマホ共通)
- ブラウザのキャッシュ・Cookie削除
- VOD公式アプリの場合は「一度ログアウト→再ログイン」
- 可能ならシークレットモードで再アクセス
| よくあるNG例 | 対処法 |
| VPN接続前にページを開いた | 接続後に再読み込み |
| アプリを開きっぱなし | 完全終了して再起動 |
| 日本IPでもエラー表示 | Cookie削除で改善 |
この工程だけで視聴成功率が大きく上がるため、必ず実施しましょう。
4-5|サービス別:具体的VPN接続例(実践)
① MBS動画イズム(関西系)
- VPN接続先:大阪 → 東京の順で試行
- ブラウザ視聴推奨(アプリは判定が厳しい場合あり)
- エラー時はCookie削除がほぼ必須
成功パターン: 大阪サーバー → 再読み込み → 即再生
② Locipo(中京テレビ系)
- VPN接続先:名古屋指定が理想(なければ東京)
- スマホアプリよりPCブラウザが安定
- 広告読み込みで止まる場合は再接続
③ 独立局(TVK・チバテレ)
- VPN接続先:東京固定
- 昼夜で判定が変わることがあるため、繋ぎ直し有効
4-6|それでも見られない時の最終チェックリスト
| チェック項目 | 確認内容 |
| VPNが有効か | IP確認サイトで日本表示 |
| 接続先変更 | 同一国内でサーバー切替 |
| 時間帯 | 深夜・早朝は成功率UP |
| デバイス | PC/スマホで切替 |
地方局系は一度ダメでも、条件を変えると通ることが珍しくありません。
4-7|地方局・マイナーVOD視聴に強いVPNの条件まとめ
最後に、本章の要点を整理します。
これらを満たすVPNを選べば、地方局・マイナーVOD視聴の成功率は一気に上がります。
次章では、これら条件を満たす具体的VPNを比較し、用途別に最適解を提示します。
第5章|まとめ|地方局・マイナーVOD視聴は「知名度よりIP」で決まる
ここまで読み進めていただいた方は、
すでにお気づきかもしれません。
地方局・マイナーVODを海外から視聴できるかどうかは、
VPNの有名・無名では決まりません。
決定的な分かれ道は、たった一つです。
そのVPNが使っている「日本IPがどう見られているか」
この最終章では、
本記事全体の要点を整理しながら、
なぜ「知名度よりIP」が重要なのかを
ユーザー目線で改めて解説します。
5-1 なぜ「有名VPN=安心」という考え方が通用しないのか
VPN初心者の多くは、
次のような基準でVPNを選びがちです。
しかし地方局・マイナーVOD視聴において、
この基準はむしろ失敗の原因になることがあります。
有名VPNが不利になる理由
| 要因 | 内容 |
|---|---|
| 利用者数が多い | 同じIPが大量使用される |
| IPが共有されやすい | 不自然な通信になりやすい |
| 目立つ | 地方局側に把握されやすい |
その結果、
VPNは繋がる
でも動画だけ再生できない
という、最もストレスの大きい状態が起こります。
5-2 地方局・マイナーVODが本当に見ているポイント
地方局や小規模VODが行っている判定は、
実はそこまで高度ではありません。
彼らが見ているのは主に以下です。
- 日本からのアクセスか
- 不自然に見えるIPではないか
- 過去にVPN利用が多くないか
つまり、
「一般的な日本ユーザーに見えるかどうか」
この一点に集約されます。
📌 重要なのは
- 日本IPであること
- そして“普通”に見えること
ここで初めて、
IPの質・使われ方が決定的になります。
5-3 本記事で一貫して伝えてきた「成功の公式」
これまでの章を、
シンプルな式にすると次のようになります。
各要素の意味
- 日本IP
→ 日本国内として判定されること - 目立たなさ
→ 有名すぎず、共有されすぎていないIP - 切替余地
→ サーバー・プロトコルを変えられる柔軟性
この3つが揃ったとき、
初めて「見られるVPN」になります。
5-4 改めて整理|地方局向けVPNの正しい選び方
ここで、
「結局どんなVPNを選べばいいのか?」
を一目で分かる形にまとめます。
図表|失敗しないVPN選定チェックリスト
| チェック項目 | 見るべきポイント |
|---|---|
| 日本IP | 数より質 |
| 知名度 | 低〜中程度 |
| 日本拠点 | 複数あれば理想 |
| 用途 | セキュリティ・業務寄り |
| 切替機能 | サーバー・プロトコル変更可 |
この表に当てはめると、
「何となく有名だから」という理由で選んだVPNは
条件を満たしていないことが多いはずです。
5-5 「VPNを使っても見られない人」の共通点
逆に、
地方局・マイナーVOD視聴で失敗する人には
明確な共通点があります。
よくある失敗パターン
VPNは
接続できた時点がスタートです。
見られない場合は、
- IPを変える
- 拠点を変える
- 接続方式を変える
この発想が重要になります。
5-6 地方局・マイナーVOD視聴は「情報戦」
地方局・マイナーVODは、
大手VODと違い、情報がほとんど出回っていません。
そのため、
- 適当にVPNを選ぶ
- なんとなく設定する
では、失敗する確率が高くなります。
一方で、
- IPの考え方を理解し
- 条件に合うVPNを選び
- 正しい手順で接続する
これだけで、
視聴成功率は大きく変わります。
5-7 最終結論|「知名度よりIP」を意識するだけで結果は変わる
最後に、本記事の結論をはっきり述べます。
地方局・マイナーVOD視聴において
VPN選びで最も重要なのは“知名度”ではありません。そのVPNの日本IPが、どう扱われているかです。
この視点を持つだけで、
- なぜ見られなかったのか
- なぜ別のVPNでは見られたのか
が、論理的に理解できるようになります。
次にVPNを選ぶときは、
ぜひ次の問いを自分に投げかけてください。
「このVPNのIPは、普通の日本ユーザーに見えるだろうか?」
その答えが「YES」なら、
地方局・マイナーVOD視聴は、
もう難しいものではありません。
次の一歩として
このまとめを読んだ今、
あなたにできる次の行動は明確です。
それだけで、
海外にいながらも
日本のローカルコンテンツを“当たり前に楽しむ環境”
が手に入ります。
